妖怪のせいなのね～

昨日通勤電車の中で遭遇した親子の会話が、ちょっとおもしろかったので書きます。

混んでる電車の中で子供が「座りたい～！座りたい～！」とごね始めたのです。
まぁよく見る光景なのですが、ここからの会話で親の躾がなってるかなってないかがわかりますよね。

「ダメよ、すぐに降りるんだから」
「でも座りたいもん！」
「わがまま言わないの！ダメなものはダメ！」
「●●は悪くないもん！座りたいのは妖怪のせいだもん！」

キター！！！！！
これが最近噂の「都合の悪いことは全てが妖怪のせい！」か！！
まるで水戸黄門のようなこの一言に、若く見えるお母さんはどう返すんだろうと思って見ていると、そのお母さんはニッコリ笑ってこう答えたのです。

「そうね、●●が座れないのも妖怪のせいだから諦めなさい」

えー！！！！！
そっちも妖怪のせいなんですか！？
私と同じように子供もポカーン。返す言葉がないようです。

「・・・妖怪のせい？」
「そうよ、座っちゃいけない妖怪のせいなのよ」
「・・・」

子供はそれ以上反論せず、おとなしく立って2駅先で降りていきました。
妖怪のせいならと納得したのか、言い返せなかっただけなのかわかりませんが、なかなかに面白いやり取りでした。

でも妖怪のせいって・・・あのアニメ、割と子供には悪影響なのでは。
いや、ジバニャンは可愛いので私も好きですけどね・・・。